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 メールマガジン 中小企業経営者のための、インターネット活用Q&A

            2001/09/24(第2・第4月曜日発行) 699 部

 第12回 従業員から収益を得ようとする立場でのBtoE(1)
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□ ご挨拶
□

みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメルマガの中から選んでくださり、ありがとうござ
います。

このメルマガは、インターネットをビジネスに活用する際に直面するさまざま
な問題とその解決策について、質問に答える形で提案していきます。


■
□ 「従業員から収益を得ようとする立場でのBtoE」に対する質問
■

企業内で従業員相手に何か販売することもBtoEというらしいのですが、具体
的にどんなものがありますか?

また、弊社のような中小企業でもそれが利用可能ですか?


□
■ これまでのBtoE
□

最近のBtoEの具体例を紹介する前に、従来のBtoE(といっても、これまで
そう呼ばれていなかったわけですが)について見てみましょう。

例えば「社員向け割引販売」(いわゆる「社販」)。

販売するのは、
 (1) 自社商品
 (2) グループ会社の商品
 (3) 取引先の商品
 (4) 販売会社が「御社内で売らせて欲しい」と営業に来て、許可したもの
といった分類ができるかと思います。

価格は、通常市価よりも割安。
(一部の家電製品は市価より高いこともあるらしいのですが、それは例外)

従業員が安く購入できるメリットはもちろんのこと、販売会には
 ・身元のはっきりした
 ・たくさんの人に
 ・一気に販売できる
 ・(もし給与引き落としが可能なら)代金回収もほぼ確実
といったメリットがあります。

また、会社にとっても、
 ・上記(4)であれば、販売手数料や販売場所の使用料を得ることもできる
 ・(もし給与引き落としする場合は)その手数料が得られる
といったメリットがあります。

ただし、この仕組みがうまく回るためには、「従業員数が多い」ことが条件で
した。だって、従業員数が少なければ、
 ・たくさんの人に
 ・一気に販売できる
メリットが無いんですから。

そのため中小企業の従業員の中には、
 ・「社販」なんて一度も経験無い
といった方や
 ・親会社や取引先の商品を半ば強制的に押し付けられるだけだからイヤだ
と、マイナスイメージしか持っていない方さえいます。


□
■ インターネットを使うことで、中小企業にも「規模のメリット」が
□

そこで、新しいBtoE。

インターネットを活用することで、少ない従業員でも同様のメリットを提供す
ることが可能となってきました。

具体的には、提携会社の従業員向けにECサイトを開くだけです。

一社当たりの従業員数が少なくても、提携会社数が多ければ総利用者数は非常
に多くなりますので、「規模のメリット」が享受できます。
従来は提携会社数が増えればその分手間は増えましたが、ECであれば仕組み
は一緒。一社でも数百社でも、手間はほとんど変わらないんですから。

相手の会社に対しても、
 ・うちの商品を紹介してくれるだけです
 ・御社のサイトから直接リンクしてくださるだけです
といった緩い提携から
 ・売り上げに応じてバックします
 ・もし給与引き落とししてくだされば、その手数料もバックします
といった強い提携もできます。


□
■ 他にもあります
□

「従業員から収益を得ようとする立場でのBtoE」は他にもありますが、
それはまた次回。
お楽しみに。


□
□ 余談
□

この3連休、めずらしくメルマガが1本も届いておりません。
今のところ届いているのは「ウィークリーまぐまぐ」だけ。

読者が連休には読まないと気を利かせて発行しないのか、筆者自身が休んでい
るのか・・・どっちなんでしょ。

今みなさんは、このメルマガを連休中の月曜日に読んでますか?
連休明けの火曜日に読んでますか?
このメルマガはビジネス系なんで、火曜日会社で読んでいる方が多いんでしょ
うか。


□
□ 質問、相談お待ちしております
□

本メルマガは、読者のみなさまから寄せられる質問や相談を一般的・汎用的に
アレンジして紹介し、できる限り双方向性の高いメールマガジンを目指します。

連絡は、http://www.surv.co.jp/research/formmail.html から、または下記
項目を明記のうえ、webmaster-kj@surv.co.jp へお願いします。
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ご連絡お待ちしております。

なお、個別(直接)の相談につきましては、その旨タイトルに明記していただ
ければ、追ってこちらから連絡をさせていただきます。


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━━━━━━━━━━━━━━━ 感 謝 ━━━━━━━━━━━━━━━
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  :有限会社サーブ     http://www.surv.co.jp/
  :質問:相談連絡先    webmaster-kj@surv.co.jp
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発行システム :『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
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