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 メールマガジン 中堅・中小企業経営者のためのIT活用Q&A

               2003/01/15(毎月第3週目発行) 775 部

 第31回 外部記憶装置を買わなくてもバックアップはできる
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□ ご挨拶
□

みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。

初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、ありがと
うございます。
本メールマガジンは、バックナンバー http://www.surv.co.jp/mag/kat/ も
公開しております。第1回からお読みになられると、より一層楽しめると思い
ますので、ぜひご覧ください。


■
□ 質問
■

日常的に文書や集計データをパソコンで作ったり管理するようになった昨今、
一番怖いのは、そのパソコンが壊れること。
万が一壊れたら、すべての仕事は最初からやり直さなければならない。

そのためときどきフロッピィディスクや CD に書き込んでバックアップしてい
るんだが、今度はその枚数が増えて管理がタイヘン。

何かうまい方法無いの?


□
■ もっと簡単にバックアップする方法はある
□

通常、バックアップといえば、フロッピィディスク、CD-RW、MO、最近では
DVD-RW といった外部記憶装置にコピ−して保管しておくのが一般的です。

これはこれで非常に大事。

でも、少ない容量のフロッピィディスクは枚数がかさんで管理がしずらいです
し(一昔前は皆そうしてたんですけどね)、かといって他の機器は全てのパソ
コンに付いていることは稀。良くて複数のパソコンでそれらを共有して使って
いるという状況。
ほとんどの人は、ちょっとでも手間が掛かると、たとえそれが大事なことでも
後回しにしてしまいますので、リスクはどんどん増大していきます。

もっと簡単に、そしてもっと安価にバックアップすることはできないか?
というのが今回のテーマです。


□
■ 外部記憶装置を買わなくてもバックアップはできる
□

私どもがお客様に真っ先におすすめしている方法は、社内のパソコンがLAN
でつながっているという前提で、

 ・他のパソコンにもコピーする

という方法です。

理想的には、ファイルサーバを設置して、アクセス権限を設定して、セキュリ
ティを確保して・・・
となりますが、バックアップだけを目的とするなら、誰か別の人のパソコンに
コピーしたり、誰も使わなくなった古いパソコンにハードディスクを増設して
バックアップ専用パソコンにし、そこにコピーするだけで十分です。

自分のパソコンから相手のパソコンにファイルをドラッグするだけですので、
操作的も簡単。外部記憶装置に較べてスピードも早いので、「ちょこっと」
バックアップするにはもってこいなんです。

火事や地震でもない限り、2台のパソコンが同時に壊れる確率は非常に低いの
ですから、これだけでも、面倒がって1週間1ヶ月バックアップしないよりは
よっぽどマシです。

そして定期的(例えば毎日帰宅前とか1週間に1度とか)に、そのパソコンか
ら外部記憶装置にもコピーしておけば、十分です。


□
■ 無料で別の場所に保管しておくこともできる
□

CD-RW や MO は比較的丈夫な媒体なのですが、それでも火事や地震があれば、
読めなくなる可能性もあります。銀行などはそのためにデータセンター以外に
専用の保管場所を設けていますが、そこまでやっている中堅・中小企業はまず
ありません。

またそれどころか、現在、大容量の外部記憶装置が無い、といった会社も多い
でしょう。

そこでおすすめなのが、

 ・社外のサーバに保存しておく

という方法。

具体的には、

Yahoo!ブリーフケース
http://briefcase.yahoo.co.jp/

ShareStage(シェアステージ)のディスク
http://www.sharestage.com/

イントラネッツの共有フォルダ
http://www.intranets.co.jp/

といった無料サービスを利用して、そちらにもコピーしておくのです。

各社ともデータの保証はしていませんが、社外にもファイルが保管されていて、
万が一のときはそれが使えるというのは非常に魅力的です。


□
■ 注意
□

「社外のサーバに保存」と言うと、自社が借りているWebサーバーとか、
無料ホームページの空いたところを思い浮かべるかもしれませんが、

 ・Webサーバは「丸見え」と思ったほうが無難、公開したくないファイル
  は入れるべきではない

 ・ほとんどの無料ホームページサービスは「ファイル倉庫」としての利用を
  禁止しているので、使えない

ので、バックアップ目的には適しません。

くれぐれもご注意を。


□
□ 質問、相談お待ちしております
□

本メルマガは、読者のみなさまから寄せられる質問や相談を一般的・汎用的に
アレンジして紹介し、できる限り双方向性の高いメールマガジンを目指します。

連絡は、 http://www.surv.co.jp/reception/fm-surv-q.html から、
または下記項目を明記のうえ、webmaster-kj@surv.co.jp へお願いします。
 ・タイトル(必須):質問/相談/その他
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 ・貴社(部署)所在地
 ・貴社URL
 ・内容(必須)

ご連絡お待ちしております。

なお、個別(直接)の相談につきましては、その旨タイトルに明記していただ
ければ、追ってこちらから連絡をさせていただきます。


◆
◆ アドワーズ広告勉強会の件
◆

前回アンケートを取らせていただいた「アドワーズ広告勉強会」

 ・場所は東京都内
 ・2月に開催
 ・グーグル株式会社のスタッフによる講習と弊社実例の二部構成

の件は、多くの方から『興味あり』というメールをいただき(感謝)、現在、
調整中です。

メールをくださった方には決まり次第メールを差し上げますので、もう少し
お待ちください。


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━━━━━━━━━━━━━━━ 感 謝 ━━━━━━━━━━━━━━━
発行:中小企業IT活用研究会 http://www.surv.co.jp/research/
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  :質問:相談連絡先    webmaster-kj@surv.co.jp
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発行システム :『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
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