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 メールマガジン 中小企業経営者のための、インターネット活用Q&A

            2001/04/23(第2・第4月曜日発行) 614 部

 第2回 究極のEコマースとは?
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□
□ ご挨拶
□

みなさま、はじめまして。
数あるメルマガの中から選んでくださり、誠にありがとうございます。

このメルマガは、インターネットをビジネスに活用する際に直面するさまざま
な問題とその解決策について、質問に答える形で提案していきます。

前回のメルマガ発行後、おかげさまでたくさんの反響をいただきました。
中小企業IT活用研究会に入会してくださったみなさま、そしてメールでご意
見をお送りいただいたみなさまに、心より御礼申し上げます。

そこで今回は http://www.surv.co.jp/mag/katuyou.htm に掲載してある予定
を変更して、早速その中の1つをご紹介していきます。


■
□ 究極のEコマースとは?
■

中小企業IT活用研究会にご入会くださった方(ご職業はECビジネスコンサ
ルタントとのことです)からのメールです。

(前略)
クライアントには結構大企業も多いのですが、あるクライアントから聞かれた
質問は、「究極のECはなんでしょうか」です。
これに対して、私は「本来のECとは、小さな商店街のさかなやさん(さかなや
でなくてもいいのですが)になることです。」とお答えしました。
ECとは物を売ればいいというのではなく、その店に訪れるお客さんとどうコミ
ュニケーションをとることかに本質があると思います。
よく、ECサイトは立ち上げたけどさっぱり儲からない(この手の悩みは多く聞
かされます。)けど、どうしたらいいのかわからないクライアントが多いんで
すね。
あるサイト(たらこがおいしそうだった)で「たらこ」と「ほっけ」を買いま
した。
そのサイトは小さいながら、一生懸命やっている気持ちが現れていたのです。
その中で、購入時点はサンキューメールが来たのですが、自分としてはどうし
て一週間後に感想を聞くメールを出さないのかとおもいました。
町のさかなやさんだったら、きっと「昨日のさかなはどうでした?」と聞くで
しょう。
それをやらなかったために、リピータになる人を一人失ったのです。
(実は、ほっけがあまりおいしくなかったのです。)
特に中小企業のサイトであれば、さかなやさんになることが大企業よりできる
はずなのにと思うとともに、これを実践してほしかったと思います。
(後略)


□
■ 直後の返信
□

上記のメールをいただいた直後の、こちらからの返信内容もご紹介します。

(前略)
本件、難しい質問ですので、即答できる○○様に尊敬の念を抱いております。
(中略)
ちなみに私が聞かれたら...上記メルマガ発行日までに考えさせてください。
すみません。
(後略)


□
■ そして今の答え
□

もし今、同じ質問を受けたら、たぶんこう答えるでしょう。

 ・あなたは、何だと思いますか?

答えになっていない?
そうなんです。実は今聞かれても、正直、答えることができないんです。

もしくは、あるクライアントには上記の真似をして「小さな商店街の八百屋さ
んです」と言ってみたり、別のクライアントにはそれとは180度違うことを
言ってしまうかもしれません。

というのは、前回のメルマガでお話をしたように、

 ・人によって会社によって必要なものは異なるので、それに応じて必要な分
  だけ選んでインターネットを活用すればいい

と思っているからなんです。

これじゃあITコンサルタント失格?


□
■ それでも答えを出せと言われたら
□

まず、前回の訂正を1つ。

―――――――――――――――――――――――――――――――ここから
拙著「中小企業のためのeビジネスサイト立ち上げガイド」(すばる舎)の
『はじめに』でも述べていますが、インターネットにしても情報機器にしても、
所詮1つの道具。
ちょっと機能は豊富で複雑ですけど、基本的には電話やファクシミリと同じで
す。
―――――――――――――――――――――――――――――――ここまで

というのは、『はじめに』ではなく『1−1』でした。
お詫びして訂正します。

『はじめに』は http://www.surv.co.jp/press/ で公開していますので、もし
よろしければご覧いただくとして、『1−1』は公開していませんので、ここ
で少し引用します。

―――――――――――――――――――――――――――――――ここから
 インターネットビジネスという言葉は、今のところインターネットを利用す
るビジネス、インターネットに少しでも関係があるビジネスの総称で使わるこ
とが多いようです。本書でも後の項で大まかな分類をしていますが、その範囲
は多岐に渡り、しかもどんどん拡張しています。
 もしかしたら近い将来、全てのビジネスがインターネットビジネスになり、
インターネットビジネスという言葉すら存在しなくなるかもしれません。イン
ターネットは、既に電話やファクシミリと同じようにビジネスに必要不可欠の
インフラに成りつつあるのですから。
―――――――――――――――――――――――――――――――ここまで

この論理でいくと、究極のEコマースとは、

 ・Eコマースという言葉が無くなるとき

かな?


□
□ 質問、相談お待ちしております
□

本メルマガは、読者のみなさまから寄せられる質問や相談も、一般的・汎用的
にアレンジして紹介し、できる限り双方向性の高いメールマガジンを目指しま
す。

今回ご紹介したように回答は必ずしも1つでは無いと思います。。複数の意見
を併記することにより、厚みがあって実務に役立つメルマガに成長していきま
すので、ぜひともご協力をお願いいたします。

連絡は、http://www.surv.co.jp/research/formmail.html から、
または下記を明記のうえ、webmaster-kj@surv.co.jp へお願いします。
 ・タイトル(必須):質問/相談/その他
 ・お名前(必須)
 ・電子メールアドレス(必須)
 ・貴社名(必須)
 ・部署名
 ・貴社(部署)所在地
 ・貴社URL
 ・内容(必須)

ご連絡お待ちしております。

なお、個別(直接)の相談につきましては、その旨タイトルに明記していただ
ければ、追ってこちらから連絡をさせていただきます。


―――――――――――― 登録/解除の方法 ―――――――――――――
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━━━━━━━━━━━━━━━ 感 謝 ━━━━━━━━━━━━━━━
発行:中小企業IT活用研究会 http://www.surv.co.jp/research/
  :有限会社サーブ     http://www.surv.co.jp/
  :質問:相談連絡先    webmaster-kj@surv.co.jp
ID:0000063889
発行システム :『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
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   ※転載・複写の際は、恐れ入りますが、事前にご連絡ください。
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