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　メールマガジン　中小企業経営者のための、インターネット活用Ｑ＆Ａ

　　　　　　　　　　　　2001/08/13（第２・第４月曜日発行）　673 部

　第９回　ＢtoＥ
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□　ご挨拶
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みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメルマガの中から選んでくださり、ありがとうござ
います。

このメルマガは、インターネットをビジネスに活用する際に直面するさまざま
な問題とその解決策について、質問に答える形で提案していきます。


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□　What is BtoE ?
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中小企業ＩＴ活用研究会のメンバーから、質問がありました。

「最近、B2E とか BtoE いう言葉を見かけるようになった。
それが Business to Employee の略語ということはわかったが、どうもあちこ
ちで定義が違う。
それって何？そして中小企業にも関係あるの？」


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■　従業員はお客様、その２つの立場
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誰が言い出したかは不明ですが、確かに B2E もしくは BtoE という言葉は目に
つくようにになりました。
従来の BtoC（対一般消費者）や BtoB（対企業）に対応する言葉らしく、意訳
すれば『従業員はお客様』でしょうか。

そして、実はこれには大きく分けて２つの『立場』があり、それがごちゃ混ぜ
になってメディアに載っているめに混乱が生じているようです。

その『立場』とは

　・従業員にサービスを提供しようとする立場

　・従業員から収益を得ようとする立場

です。


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■　従業員にサービスを提供しようとする立場
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企業の間接部門、例えば、総務、人事、福利厚生、教育といった部門は、本来
は従業員へサービスを提供するのが主な役割です。そのためこれまでは、従業
員が増えればそれに併せてこれらの部門の人数も増えていました。

ところが昨今の経済状況はそれを許してくれません。どちらかといえば、間接
部門の人数は削減を迫られているのが現状です。

今までよりも少ない人数、少ない予算で、今までと同等もしくはそれ以上の顧
客満足度（ここでいう顧客は従業員です）を高めるにはどうすれば良いのか？

その一つの答えが、間接部門の効率化であり、その道具としてＩＴを活用して
いるわけです。

営業的に言えば、

『この道具を使えば、これだけコストが削減できて、しかも従業員の満足度は
高まりますよ』

でしょうか。


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■　従業員から収益を得ようとする立場
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これに対し、もうひとつの立場はもっと実利的です。

営業的に言えば、

『これを使えば、売上の何パーセントかを手数料として御社にバックします。
ぜひ従業員の皆様に宣伝してください。』

なんですから。

そう、これまでの「財形」「保険」「社販」等のＩＴ版です。
（このメルマガは主に経営者向けなんで、わかりますよね？
わからない方は、会社の総務部や人事部にぜひ聞いてみましょう。）

例えば「社販」。従業員は安く買え、会社も収益があり、販売会社も売上が
上がる。世に言う Win-Win の関係ですから、伸びること間違い無しです！


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■　具体的な話は．．．
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この２つの立場を一緒に論じれば、混乱するのも無理はありません。

分けてスッキリしたところで、具体的な話に移ろうと思ったのですが、それは
また次回。
お楽しみに。


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□　質問、相談お待ちしております
□

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