━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  メールマガジン ホントに実践!インターネットマーケティング

               2001/01/25(毎週木曜日発行) 1,537 部

  第34回 広告媒体サイトの現状と今後の予測
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□
□ ご挨拶
□

みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。

初めてのみなさま、数あるメルマガの中から選んでくださり、ありがとうござ
います。
本メルマガは「バックナンバー」(http://www.surv.co.jp/mm_howto.htm)も
公開しております。第1回からお読みになられると、より一層分かり易いと思
いますので、ぜひご覧ください。


□
□ お知らせ
□

長野県のタウン情報誌「NaO(ナオ)」(http://www.country-press.co.jp/)
2月5日号「旬のホームページ」に、「買物じょうず」が掲載されました。
長野県在住在勤の方はもとより、出張や旅行そしてスキーやスノボで訪れる方
も、ぜひご覧になってください。

拙著単行本『中小企業のためのeビジネスサイト立ち上げガイド』に関しまし
ては、おかげさまで好評発売中です。
もしお近くの書店でみつからない場合は、「http://www.surv.co.jp/press/」
からインターネット本屋さんのサイトにアクセスできますので、これを機に
「インターネットによる本の購入」を体験してみてはいかがでしょうか?
想像以上に簡単ですよ。
1月中は配送料無料のサイトもあります。

また、1月27日(土)の日経新聞第2面に、上記単行本の広告が掲載される
予定です。日経新聞をご購読されている方は、ぜひご覧ください。


■
■ インターネット広告に関する記事
■

最近、

 ・アメリカでインターネット広告が急減

 ・日本でインターネット広告が倍増

という、相反する2つの記事が新聞に掲載されました。

記事によりますと、アメリカのインターネット広告の市場規模は1兆円で、そ
の伸びが昨年末から今年にかけて鈍化しているとのこと。理由は、主要広告主
であるインターネット関連ベンチャーの資金繰りが軒並み悪化しているためと
か。

翻って日本のインターネット広告市場。
広告の市場規模は5百億円程度で、且つ主要広告主はインターネット関連ベン
チャーでなく旧来の大企業のため、まだそれほど景気に影響されず、結果とし
て倍増したとのこと。
ただし「先行きは不透明」「広告だけに依存するのは不安定」との注釈付きで
した。


■
■ インターネット広告媒体サイトの現状
■

そこで、「買物じょうず」は広告媒体サイトでもありますので、媒体サイトか
ら見た現状をお話します。
(用語の説明はメルマガの第26回と第27回をご参照ください。)

まず、広告主は着実に増えているようです。
しかも、

 ・これまでインターネット広告とは縁の薄かった業種、たとえば広告が解禁
  になった「法律事務所」などの広告も、数多く配信されて来ている

 ・「クリック保証型広告」については、インターネット関連ベンチャーより
  も、旧来の会社(最近『モルタル』企業と呼ばれていますね)のインター
  ネットサービスの広告が目立つ

 ・逆にインターネット関連ベンチャーは、単なる広告でなく代理店機能も兼
  ねた「アフィリエートプログラム」のほうに多い

といった特徴があります。

アメリカを始めとするインターネット先進国の成功・失敗事例と、さまざまな
調査によって、自社に適した広告手法を取捨選択しているのでしょう。
モルタル企業はこれまでの知名度をより高めるために広告を活用し、インター
ネット関連ベンチャーはリスクを押さえなおかつ代理店を確保するためにうま
く「アフィリエートプログラム」を活用しているということが伺い知れます。

先進国の事例を研究して良いところだけマネをして頑張って追いつくというの
は、千年以上昔から私達日本人の得意とするところ。
ここでもその能力?がいかんなく発揮されています。

「買物じょうず」に関して言えば、ページビュー数の増加に伴い「クリック保
証型広告」の「クリック単価」がアップされました。
これは媒体としての価値が高まったということなので、ありがたいことです。

逆に、「クリック率」は下降の一途です。
一般にページビュー数が多いとクリック率は低下するとは言われていますが、
それにしても極端な減り方です。

利用者の方々が価格情報の調査や登録に集中していて、わざわざ他のサイトに
アクセスしたくないということなので、それ自体は非常に喜ばしいことなので
すが、「クリック保証型広告」媒体サイトとしては痛しかゆし。
もう少しバナー広告にも関心を持ってくださいね、というのが正直なところで
しょうか。

それから「アフィリエートプログラム」については、おかげさまで販売実績も
出てきました。総ページビュー数はもちろんですが、看板(広告)の『見せ方』
も非常に大事なようです。
これに関してはもっといろいろな工夫をし、その結果をこのメルマガでも公表
したいのですが、いかんせん広告主の数が激増し、対応が追いついていません。
つまり、販売代理店の契約をしたのに、その看板すら掲げていないということ
です。

「アフィリエートプログラム」は提携相手を相互に選べ、その看板を比較的自
由に掲載できるという利点がありますが、これだけ増えると逆にその取捨選択
や看板掲載の作業が負担になってきました。
もしこれから「アフィリエートプログラム」を利用しようという場合には、ま
ず最初に「広告媒体サイトに載せてもらう方法」を考えなければならないでし
ょう。
蛇足ですが、この件、今のところ表立ってはいませんが、そろそろあちらこち
らで問題になりそうな気がします。


■
■ インターネット広告媒体サイト今後の予測
■

単行本にも書いてありますが、日本でのインターネット普及は実はこれから。
数年のうちにほとんどの家庭で「高速定額接続」されることが予想されますの
で、今とは比較にならないくらいインターネット人口は増えます。

また、現在多くの人は時間を気にしながらダイアルアップ接続し、目的のサイ
トを見終わったら即座に切断していると思われます。それが高速定額接続にな
ったら、おそらく長時間接続し、広告を見る余裕も広告先サイトにアクセスす
る機会も増えるでしょう。
見る人が増え、さらに1人あたりの見る時間も増えるのですから。広告媒体と
しての価値もそれに比例してアップするのは間違いありません。

さらに「インプレッション効果」も、実情に即してもっと評価が高まってくる
はずです。
波はあるにしても、当分の間は右肩上がりで広告は増えていくと予測しており
ます。

現在は広告媒体サイトに対して悲観的な意見が多いのですが、身の丈に合った
体制をとっている限りそれほど深刻にならなくても良いのではないでしょうか?
楽観的過ぎ?
もちろん、テレビCMなどで広告媒体サイト自体を宣伝し出したら、費用対効
果の面で厳しいでしょうけど。

みなさまはどう予測されますか?

それでは最後に「買物じょうず」の広告について。
なんとか「インプレッション型広告」も掲載したいものです。バナー広告がク
リックされなくても、間違い無く広告効果はあるはずなのですから。


□
□ 次回の予告
□

次回のテーマは「1月のデータ分析」の予定ですが、また大きなニュースを発
表できそうですので、変更となるかもしれません。
お楽しみに。


―――――――――――― 登録/解除の方法 ―――――――――――――
メールマガジン「ホントに実践!インターネットマーケティング」は、
http://www.surv.co.jp/mm_howto.htm によりいつでも登録/解除可能です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

━━━━━━━━━━━━━━━ 感 謝 ━━━━━━━━━━━━━━━
もしよろしければ、お知り合いのかたにも「買物じょうず」ならびにこのメル
マガをご紹介くださいますようお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
発行     :有限会社サーブ http://www.surv.co.jp/
       :買物じょうず  http://www.kaimono-jozu.com/
       :担当      webmaster-kj@surv.co.jp
発行システム :『まぐまぐ』  http://www.mag2.com/
マガジンID :0000035221
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
   ※転載・複写の際は、恐れ入りますが、事前にご連絡ください。
    Copyright (C) 2000 SURV Co., Ltd. All rights reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            
icon
<< CONTENTS NEXT >>
新しいページ 1
無料情報・サービス
日経BP社連載コラム
無料メールマガジン
人気ショップの秘訣
インターネットマーケティング
メルマガ相互紹介
買物じょうず
ランキング
とくとく
くじ付メール P.S.ロト
似顔絵キャラのショールーム
 
有料サービス
個別相談
執筆・講演
勉強会
Webプロデュース
システム開発
自動応答システム
 
 
書籍
マスコミ掲載履歴
会社案内
 
 
 
 
 
電子メールアドレス

Mag2 Logo

Copyright (C) 2000-2009 SURV Co., Ltd. All rights reserved.